報道機関各位
プレスリリース
2012年2月1日
有限会社アクト・ブレイン
渡邉隆弘
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Drupal7アップデート・サービスの提供を開始
- Drupal7へのアップデートは おまかせください -
https://www.act-brain.co.jp/contact?drupal7-update
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有限会社アクト・ブレイン(所在地:東京都北区 渡邉隆弘)は、2012年2月1日:Drupal7へのアップデート・-ビスの提供を開始した事を発表しました。
今回 発表する「Drupal7アップデート・サービスの提供」の内容は次のとおりです。
「Drupal7アップデート・サービスの提供」の主旨
2011年初頭Drupal7はリリースされました。しかし、安定度、拡張モジュールの追従両面で2011年中のDrupal7採用は足踏み状態でした。
2012年になり、ようやくDrupal7の採用に踏み切るに足る状況になって参りました。弊社では2011年後半より、新規Drupal構築にはDrupal7を採用し、順調に開発が進んでおります。
しかし、一方で、Drupal6で構築済みのサイトのDrupal7アップデートを見送るというようなお話が聞こえてくるようになりました。
Drupal6からDrupal7への移行を躊躇させる大きな要因として、
- Drupal7でコアに取り込まれた拡張モジュールの存在が大きい。
※CCKがコア化 (フィールドグループは置き去り) されたことによるフィールド再定義を余儀なくされる。
※イメージキャッシュが取り込まれたものの"imagecache"ではない。 - APIの仕様変更が大きい。
※node_load()、db_query()等、独自モジュール開発時には必ず利用するであろうAPIのパラメータレベルで変更になり、Drupal6の仕様のまま呼び出すとエラーになる。 - コアのAPIの改善により、拡張モジュールの変更が必ず必要になり、そのための障害や対応遅れが懸念される。
等々、独自モジュールはもちろん、PHP filterによるPHP記述に ことごとく影響があり、CCKも使わず利用拡張モジュールも(同機能で)Drupal7に対応。という以外には極めて敷居の高いものになってしまっています。
企業サイトでは、
- Drupal7へのアップデートによるリスクが多すぎる。
- Drupal7へのアップデートに費やす時間が無い。
- Drupal7へのアップデートを任せられる技術者が社内に存在しない。
- Drulal6のままでも、まだまだ大丈夫ではないか?
などの理由でDrupal7へのアップデートを見送っているのが現状です。
今後の状況として、
セキュリティアップデートに関しては、Drupal6がリリースされた以降のDrupal5のコアサポート状況をみると、Drupal6もDrupal8リリースまでは継続されると思いますが、拡張モジュールに関しては その限りではありません。
Drupal8のユーザビリティ、拡張モジュールの新機能等を考えると、少なくとも2012年中にはDrupal8にアップデートしておくのが順当と考えられます。
Drupal7で何が変わった?
ここで念のため、Drupal7で何が変わったかチェックしてみましょう。
- 管理画面のユーザビリティ改善
□新しい管理用テーマ「Seven」により、管理ページを表示中ページ上にオーバーレイする事で、設定後の復帰が改善されました。
□変更可能なダッシュボードの搭載により、管理者や登録ユーザーの操作効率を大幅に改善。
□登録可能なショートカットリンクの搭載により、管理者や登録ユーザーの操作効率を大幅に改善。
□管理者ログイン時、ブロック/メニュー等への編集リンクが追加され、管理者の作業効率を改善。 - フィールド機能の拡張
□CCK(Content Cunstruction Kit)のコア化により、ユーザー情報/タクソノミー/コメントなどへのフィールド追加が普通に。
□Image Cacheモジュールの(一部)コア化によりシステムとして「画像スタイル」に対応。 - 更新マネージャー
□コアやモジュールの更新をメールで通知。
□モジュールやテーマのアップデートが管理画面上だけで完結。 - セキュリティ
□データベースアクセス関数の機能を制限する事により拡張モジュールを含めたセキュリティの向上。
□ファイルシステムのPublic/Privateの切り替え/併用が可能になりました。 - ユーザビリティ
□キャッシュ機能の改善。
□Poormanscronのコア化により、サーバーのcron設定を追加する必要が無くなりました。
□Admin Roleのコア化により、モジュールインストール時にAdministrator権限を操作する手間が減りました。 - 多国語
□フィールド値が本文などと同様に翻訳可能になりました。 - インタフェース
□マスター/スレーブ型レプリケーション サポート。
□リバースプロキシ サポート。
□コンテンツ配信ネットワーク(CDN)サポート。
□Maria DB、Microsoft SQL Server、MongoDB、PostgreSQL、SQLiteのサポート。
かなり広範囲な変更/改善が入っています。Drupal6時代、不便に思っていた事項の多数が改善へ向けられているようです。
Drupal7アップデート・サービスの内容
Drupal6から7へのアップデートに関しては、従来のマイナーアップデートのようにUpdate Batchを流せば完了(そしてチェック)というわけにはいきません。
アップデート以前に利用中の機能(モジュール)、フィールド構成、独自モジュール、カスタマイズを充分にチェックし、移行効率、代替えモジュール/カスタマイズを整理してから臨まなければなりません。
したがって、慎重を期すため、
以下のような対応を行います。
- ご相談:
- ご決断:
お見積り、およびディスカッションによりアップデートのご決断をして頂きます。 - アップデート:
アップデート用の別サーバーでアップデートを行います。
※アップデート用サーバーは、現状/アップデート後の2空間を弊社が用意いたします。 - ご確認:
アップデート用サーバーの2空間を比較頂くことにより、ご確認頂きます。 - 反映:
アップデート期間中に発生した本番サイト内変更をアップデート用サーバー内に取り込みます。 - ご承認:
アップデート用サーバー内で完成したサイト内容を本番サーバーに反映します。
-
Drupalとは:
Drupalは「総合部門(Ovarall Open Source CMS Award)」で2年連続1位を受賞。米ホワイトハウスのHPで採用されるなど、その高機能さは海外はもとより、近年では日本でも急速に知名度を増してきています。
【本件の連絡先】
有限会社アクト・ブレイン
システム部所属 広報担当者氏名 渡邉隆弘
Tel 03-3909-5681
mail watanabe@act-brain.co.jp
url http://www.act-brain.co.jp/
〒115-0055 東京都北区赤羽西1-5-1 アピレ赤羽アボード1ビル 11F