ポータルサイトのマネタイズ
ポータルサイトのマネタイズ化
大きく分けて以下の3通りが考えられる。
- 広告モデル
- 直接課金モデル
- 物販(EC・ネットショップ)モデル
広告モデル
膨大なアクセス量が必要になる。
広告主に対して、アクセス状況資料を提示する必要もある。アドセンス等のクリック課金型広告も含みます。
PV数が少ないサイトはあまり期待できない。
直接課金モデル
月額/年額等のシステム利用料金等、直接回収するモデル。
月額費用を支払ってでも使いたいシステム/サービス/コンテンツを持つことで、店舗側から直接課金する。
店舗発信のポータルサイトであれば、店舗側の機能としてブログはもちろんのこと、提供サービス、メニューが登録できたり、ユーザーがいろいろな条件で検索できれば、店舗側も参加して集客しようと。
予約機能やスケジュール機能、メール配信機能など、機能面の利用料金として課金。
質問と回答、レコメンド、お知らせ機能など、ユーザー対応の効率化、情報発信機能もシステム化することで利用店舗を集める。
分野にあったアイデアを盛り込むことで、ユーザー側に使いたいと思わせるような仕組みを提供する。
月額、年額で利用料金を徴収する場合、いかにユーザーにサイトへの依存度が重要。使い勝手、反響など、サービスから離さなくするのが重要。
物販(モデル)
ポータルサイトとして集客に成功していれば、関連グッズの紹介・販売を行う。商品の紹介以前にサイト・コンテンツのファンを造り、販売に結びつける。
アフィリエイトは、紹介後、販売元のサイトに飛んでしまうため、価格設定や販売ページのコンバージョンも販売元に依存するが、自サイトで販売する場合、すべて自サイトで制御できる。
マネタイズするためのツール
ポータルサイトをマネタイズするためのツール
ポータルサイトをマネタイズするには、ポータルサイト内にショッピングカート機能を投入するのが最も自然。そのツール(CGIなど)を検討することになる。
ポータルサイトのベースとしてDrupalを利用している場合は、Drupal Commerceモジュールを追加インストールし、必要な機能/カスタマイズをかける方法がある。
なぜDrupalでポータルサイトなのか > ポータルサイトとは
ASPなどのショッピングカートもあるが、せっかくポータルサイトとして動的な仕組みで動いているのに、ショッピングカートのみ外部を利用するのは不効率。
会員情報と連動したり、コンテンツを活かしたりするには、やはりDrupal Commerceモジュールで拡張するのが自然。
既存のコンテンツにDrupal Commerce用のフィールドを追加。会員情報をDrupal Commerce向けに拡張することで実現できる。
※ マネタイズは後、その手法も決まっていない。という開発当初であっても、AddressfieldなどのDrupal Commerce必須のフィールドを使っておくのも良い。